食べ物で起きる下痢
急性で非感染症である下痢の場合、食べ物などによる原因が考えられます。
暴飲暴食
腸の大事な機能のうち、水分を吸収するのが追い付かなくなることで下痢になります。
アレルギー
アレルギーのある食べ物を摂ると、そのアレルギーを体から追い出そうとして腸内で水分を多量に出すことで下痢になります。
牛乳
乳糖を分解する酵素が少ない人(乳糖不耐症)というのがいて、乳糖が分解されずに腸内に蓄積され、これが水分を引き寄せることで下痢になります。
人工甘味料
たくさん摂りすぎると、水分を吸収しにくく、腸に水分を溜めやすくなることで下痢になります。
アルコール
飲み過ぎると、水分と電解質が増え、脂肪や糖が分解、吸収されにくくなることで下痢になります。
薬剤
長期間の抗生剤投与は腸内の善玉菌も殺してしまい、多くの抗生剤に耐性をもった菌によって偽膜性腸炎を起こすことで下痢になります。
薬に種類については、下痢の対処法 を参考にしてください。