若手理系エンジニアを会社に埋没させるな

エンジニア育成

 

あなたの周りに、会社に埋没しかけている若手エンジニアはいませんか?

日本企業の未来を担うはずの理系エンジニアが、会社に飼い殺しにされる前に、本当に自分が生きるべき道を見つけて生き返って欲しいという想いから、技術者のキャリアアップ請負人としてアドバイスをしたいと思います。

サラリーマン技術者に迫る危険

 

自分の周りをチェックしてみよう

企業に勤めるエンジニアは、忙しい毎日を送っている人が多いと思います。

その忙しさを少し冷静にチェックしてみてください。

将来に向かって、意義のある忙しさかどうかです。

サラリーマン技術者に迫る危険を以下にまとめてみました。

 

  • 製品のすべてを知る必要がないエンジニア集団
    • すべてを知らない先輩に教わる悲劇
    • 専門組織に分業化されてそこから出れなくなる悲劇
    • 他人がやっていることが見えなくなる悲劇
  • 自分で考えて仕事をしていない軍隊的な組織
    • 雑用ばかりの新人時代
    • 上司の指示がないと何もできない中堅社員
    • 上司の言うことを聞いていればいいという暗黙の了解
  • 会社に人生を委ね切って、組織依存になっている危険
    • 会社の外での自分の価値を考えたこともない
    • 受け身の癖がついて会社の外に出れなくなる悲劇

 

思い当たることがあれば、一日も早く考え方を変えてください。

自分だけが抵抗しても無駄だと思ったら、抜け出して新しい世界を探すことも必要です。

上記のような状況が、企業全体に広がっていれば、それはもうブラック企業と言ってもいいのだと思いますが、いわゆるブラックとまでは行かなくて、そこそこ名前も通った大手企業でも、部分的にこのような形になっていることは大いにあり得ると思っています。

このような状況では、働き甲斐などは程遠く、自分の技術力を伸ばすどころではありませんね。あるいは、自分が本当にやりたいことを見つけるチャンスもないかもしれません。

周りがそれを受け入れているからと、催眠術をかけられたように自分も大丈夫だと思ってしまうのですが、実は外の世界とはまったく違っているということなのです。

会社の単なる歯車になっているか、あるいは雑用や余計な仕事を生み出しては片付けているようでは、会社の歯車にさえなれてないかもしれません。

こんな状態の中に5年もいたとしたら、社会人としての人生約35年間のうちの5年ですから、大きな時間を無駄にしたことになりませんか?

こんな状態にしてしまったのはトップの責任が大きいのですが、No.2や中間管理職までこのような状況を当たり前のこととして見過ごしてしまうと、軌道修正するのは容易ではありません。

長い間、同じような製品を転がして既存事業の既得権で売り上げを確保してきた企業が陥りやすいのだと思います。

 

「技術力をつけるのに10年修行」はウソ

古い人(私のような年代の人)の中には、一人前の技術者、エンジニアになるには、10年くらいの修行が必要だなどと考える人が少なくないかもしれません。

背中を見て学べ、などという昔の職人のような考え方が正しいという思い込みをしているのだと思います。

自分がそうやってきたから、あるいはそうさせられてきたから、のようなこともあるかもしれませんね。

しかし、現代の技術はあまりにも進歩が速いので、逆に言うと若いフレッシュな頭でないと付いていけないようなこともたくさんあります。

プログラミング言語、半導体技術、通信技術などのハイテク領域に関しては、習得して先端を走るのはむしろ若い人たちの役割だと思います。

ただし、確かに経験が必要なこともあります。

機構設計、メカトロ設計など、加工技術、生産技術との連携が必要な分野は、製品開発を何度か経験する中で、製品を実現するためのワザやノウハウを身に着け、技術力を高めていく必要があります。

最先端の技術を追いかけるにしても、どうやって製品に実装するかというところの経験や製品特有の知識は、先輩や上司から習っていかなければなりません。

いい先生について習うことは、技術力を上げるために重要だし非常に有効だと思うのですが、ただ、このときに本当に必要なのは、教えてくれることを待つのではなく、自分で教わりにいくことなのです。

何を教わりたいかを知らないということは、自分の中にテーマがないということです。

仕事が与えられてないから、まずは黙って見てなさいと言われたから、だから自分は先輩からの指示を待つしかありません、という言い訳が前述した迫る危険の第一歩になっていきます。

前述した危険のにおいのある会社では、会社は個人のことを守ってくれません。

周りの先輩たちも、その先輩からちゃんと教わってないのだから、先輩や中堅社員に期待はできないのではないですか?

だから自分のことは自分で守らなければならないのです。そのためには、もし、いい仕事を与えられない状態であるならば、あるいは雑用ばかり押し付けられているなら、隙間時間を使って自分のやりたい仕事を作り出して自分自身のテーマを持つべきなのです。

テーマを持って、自分の意思で学び、必要な時に教わるべき人に教えてもらえれば、一年もあれば自分の技術者としての立ち位置が見つかるはずです。

「そんなこと無理だよ。理想ばっかり言うなよ。」ということがどうしようもない事実であるなら、今すぐ脱出することを考えるべきと思います。

やり直すなら早い方がいいです。

何度もやり直す癖がつくのは良くないですが、本当に行き詰まるならやり直すことは悪くないです。

「自分のことは自分で守る」は前提として、自分が生きていく道を見つけて、将来の活躍への可能性を高めてくれる場所は必ずあります。

 

コア技術でどこでも通用するエンジニアになる

 

やりたいこと、出来ることと得すること

エンジニアとして、自分の立ち位置をしっかり持って社会で活躍するには、コア技術、あるいはコアとなるノウハウを早い時期に持っておくべきだと思います。

何を自分のコアにするかは、自分が出来ること、本当にやりたいこと、そして自分の得になることを、それぞれ分けて考えて、それらを集約できるものとして考えていかなければなりません。

下の図の、3つの輪が少しずつ重なり合うように自分の将来を考えていきたいです。

 

 

陥りやすい間違いは、今やっている仕事がやりたいことだと勘違いしてしまうことです。

会社に入ってたまたま就いた仕事を何年かやっていたら、なんだかそれが生涯の仕事のように思えてきてしまうことはありえることです。

でも、長い人生ですから、どこかで自分自身の棚卸しをしてみて、今できることと、本当にやりたいことを見つめ直してみたいです。

シニア技術者向けに、自分の棚卸し方法、技術を生かして起業するためのポジショニングの取り方などを個別セミナーでお伝えしています。若い人にも役立つと思うので、自分の棚卸しやポジショニングの取り方などに興味があれば参照ください。

 

経験から、出来ることとやりたいことは、自分を見つめ直すことで発見していくことが出来ますが、エンジニアは得すること(儲かること)を考えるのが苦手な人が多いと思います。

何をやっていくと将来自分にメリットがあるのか、これにはマーケティング的な感覚が必要です。

私は、これからのエンジニアにはマーケティングの知識が必要だと、色んなところでお話ししています。このブログでも「マーケティングの学び方」という記事も掲載しています。

自分のコアを設定するときに、多少なりともコア技術やノウハウの将来性、市場性も考えておきたいです。

 

マーケティング改革実践セミナー | フューチャーシップのエンジニア向け企業研修
 エンジニアの悩み 既存事業が忙しすぎてイノベーションが起きない 雑用ばかりで生産的な仕事が少ない アイデアが出ないこんな悩みを解消するには、マーケティングを勉強し、自らのマーケティング力を強化しましょう。 セミナーで得られるもの市場の多様性が進む中、市場の動き、顧客要求を先取りして、本当の意味で顧客起点に思考を変え、...

 

 

好きなことを手足を動かしてやり続ける

やりたいことが見えてきたら、実際に行動に移しましょう。

仕事としてやりたいことが出来るようになれば、それに越したことはありません。

しかし、好きなことを仕事にするって、誰もが出来るわけではありませんね。

今出来ていないなら、転職やフリーランスとしての活動を考えてみるのもいいかと思いますが、転職しなくともやれることはあります。

趣味や副業の形で、やりたいことを手足を動かしてやり続けることです。

趣味としてコア技術を磨き続ける方法は、例えば以下のようなことがあります。

 

  • 実際にスマホアプリ(iOSやアンドロイドアプリ)を作ってみる
  • ラズベリーパイの開発キットで何かを作る
  • 3Dプリンタを使ったモノづくりを趣味にする
  • モノづくりワークショップに参加してみる
  • Webデザインを趣味にする(私は58才から独学で趣味にしてます)
  • 好きな技術に関する学びをブログで発信し続ける

 

自分が楽しく続けられること、そしてその結果が他人の役に立てば、それがビジネスの始まりになります。

スマホアプリやWebデザインなどは、そのまま商売になるし、楽しんで得られたノウハウや知識は、それを情報として発信することで、人の役に立って、人を引き付けることが出来るようになります。もしかすると、アフィリエイトなどの広告収入に結びつくこともあるかもしれません。

やり続けることで技術力が上がれば、それを本職にすることもできるし、フリーランスエンジニアとして副業にすることも出来るようになると思います。

頭で考えているだけでは何も起こりません。

行動することで、次にやるべきことも見えてきます。

コア技術は、苦しんで獲得するのではなく、楽しんで獲得していきましょう。

そして、獲得したコア技術、あるいはコア技術の基を現実の仕事を通して磨き続けることで、どこでも通用するエンジニアになるとともに、大きな社会貢献ができるようになります。

 

信頼できるメンター(相談者)を作ろう

 

信頼できるメンター(相談者)を持つことは、一生の宝物かもしれません。

あなたの人生に貴重なアドバイスをしてくれる人は何人いますか?

人生の様々な場面で、真剣で有益なアドバイスをしてくれる人に上手に頼ることで、人生を切り開いていきましょう。

周りの知り合いで見つからなければ、様々なプロのサービスを活用する方法があります。

人生の場面ごとでの、プロのサービスを活用したアドバイスを受ける方法をまとめてみました。

 

20才代の出直し転職、第二新卒の就活支援




UZUZは、10代~20代の理系出身者(情報、電気・電子、機械)の就職支援をしてくれるサービスで、就職活動を無料でサポートしてくれます。

やり直すなら早いうちがいいです。

もし、会社での環境が危険な状況であるなら、そしてまだ20才代であるなら、転職という選択をプロに相談してみたらいいと思います。

第二新卒と呼ばれる方も、技術者としての将来について強い味方を得ることができます。

個別サポート、集団サポートを選択できますが、集団サポートではグループディスカッションをしたり、ビジネスマナーなどの教育も受けられます。

面談対策やキャリアカウンセリングも充実していて、サポートした人の内定率は86%とのことです。

また、就職後のサポートもあり、何よりブラック企業の排除を全面にうたっているので、入社後の定着率は95%と非常に高く、自分を活かせる環境で働ける可能性が高いということになります。

無料で登録できるので、20代までの方で出直しを考えるなら下記をクリックして相談してみてください。
理系特有の面接ノウハウをマンツーマンでレクチャー!!【UZUZ】

30才代以降でのフリーランスエンジニアへの転身




コア技術の基になるものがあって、その技術を外の世界で試してみたい、あるいは将来の起業も頭にいれながら、不安はありながらフリーランスとしての転身を考えてみたい人におすすめエージェントがあります。

フリーランスエンジニアを考えてみたい方は、別記事「フリーランスエンジニアでキャリアアップ成功術」も参考にしてください。

PE-BANKは、フリーランスエンジニアに高額な案件を紹介してくれるだけでなく、営業代行、事務処理代行なども支援してくれる他、エンジニア、個人事業主として必要なビジネススキルなどの教育も支援してくれるのと、個人事業主として企業から独立して困る福利厚生などの支援も受けられます。

無料登録できるので、下記をクリックして相談してみてください。

独立を考えるITエンジニアの方へ【Pe-BANK】公式サイト

40代以降で、将来の起業・独立の準備開始

フューチャーシップ(株)(私の会社)で提供しているサービスです。(現在、休止中

個別にシニア起業準備のやり方、自分の棚卸し、ポジショニングの取り方から独自コンテンツを作るために明日からやるべきことをお伝えします。

以前は、決まった日程で参加を募集する形で無料で提供していましたが、今はリクエストに応じて個別開催しているので、参加費として5,000円をいただいています。

2時間で、自分の技術で生きていくための大切なことをお伝え出来ると思います。

 

私自身は、技術者のキャリアアップを支援することがメインの仕事ですので、一度セミナーを受講いただければ、セミナー後もいろいろとご相談に乗らせていただきます。

 

今の会社でもう少し頑張ってみたい

迫りくる危険は感じるけど、もう少し今の会社で頑張ってみたいという人には、製品開発でうまく行っている企業について学んでみてはどうかと考えます。

最もうまく行っていると言われているトヨタのリーン製品開発手法とそれを実践するためのノウハウについて、弊社でセミナーを実施しています。

外の世界を見れなくなること、他の人や他の会社が何をやっているのかがわからなくなるのは、会社としても個人としても立ち直るきっかけがないということになります。

トヨタのリーン開発は、簡単に言うと、強いリーダーシップ(チーフエンジニア制度)、小さな学習を積み重ねることでイノベーションを起こすプロセス(セットベース開発)と、学習した知識を会社の資産として蓄積、活用するA3報告書文化から成り立っています。

自社との違いを学ぶことで、会社として、あるいは個人として、どうやって現状を打破していくかのヒントをつかんでいただけると思います。

詳しくは下記ページをご参照ください。

参考:リーン製品開発実践セミナー

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました