個人事業主になった、法人を立ち上げた、という方におすすめなのがAmazon Business (アマゾンビジネス)アカウントです。
個人アカウントとビジネスアカウントを両方持つことでメリットがたくさんありますよ。
Amazon Businessアカウントとは
Amazonが展開するビジネスアカウントは、個人向けアカウントの利便性をそのままにし、個人事業主、法人に向けたさらに便利なサービスを提供するアカウントで無料で登録できます。
ただし、登録できるのは法人と正式に届け出を出した個人事業主だけということになっています。
アマゾンビジネスアカウントで追加される主なサービスは以下の3つです。
- 法人価格の提供
個人向け価格よりも安い法人価格で提供される商品があります。また、数量割引もあります。 - 従業員みんなで利用可能
従業員をグループ登録することで、経費精算の手間を省けます。 - 請求書払いが可能
請求書払いを選択すれば(Amazonの承認が必要)、後払い、一括払いなどが可能となります。
私は、個人アカウントとビジネスアカウントを併用していて、とても便利に使っています。
個人と法人の財布を分ける
個人事業主や個人で法人を立ち上げたときに注意しなければならないのは、個人の財布と個人事業主あるいは法人の財布を混同しないことです。
立て替え清算をきっちりやれば問題ないのですが、予めお金の出どころや通過口を分けておけば、経費精算もすごく楽になります。
Amazon Businessは、個人アカウントからビジネスに移行することも出来ますが、個人とビジネスの財布を分ける意味で、私は両方持つことをおすすめします。
法人価格でお得に買えるし、法人しか買えない商品がある
すべての商品が安いわけではありません。
しかし、両方のアカウントを持っていると、個人向け価格と法人向け化価格が異なることがわかります。
金額的にはそんなに大きな差はありませんが(20%近く違うものも中にはあるらしい)、なんだか得して良い気分にはなれます。
また、これも一部の商品ではありますが、まとめ買いをすることで、「数量割引」もあります。
さらに、特にオフィス用家具、机、棚などは、納入先として法人限定になっている商品もあります。
納入先が法人限定という商品は個人アカウントでも購入可能ですが、法人であることを購入時に改めて問われたりするので、法人アカウントの方が簡単に購入できます。
また、法人にしか販売していない商品もあるので、良い商品を見つけるという意味でも個人向けアカウントだけでは損をしているかもしれません。
請求書払いが可能、事前に見積書も取れます
Amazonビジネスアカウントでは、請求書払いを選択できます。
請求書払いにするためには、Amazonの審査を受ける必要があり、審査によって限度額が決められます。
決められた限度額の範囲で、月ごとの一括請求書払いにすることができます。
支払い条件は、月末締めの翌月末払いとなります。
Amazonビジネスアカウントでは、購入時に見積りを取ることができます。
複数の社員でアカウントを使う場合に、稟議処理のために見積書が必要だというときには便利です。
さらに社員グループで使う場合は、ユーザーごとの利用上限額を設定することができ、購入前に決裁者に承認メールが届き、OKされたものだけを正式に発注するということも可能です。
私自身は、私個人と経理を担当している女房の2人でビジネスアカウントを活用しています。
複雑な機能は使っていませんが、ビジネスアカウントではコーポレートカード、法人口座と繋げていて、個人としての買い物とはしっかり区別が出来て、非常に便利に使っています。
私の場合は、個人アカウントはプライム会員になって送料無料や映画鑑賞などを楽しんで、ビジネスアカウントではプライム会員になっていません。ビジネスアカウントでの購買量がもっと増えたらビジネスの方もプライム会員になることを考えたいと思っています。
アカウント登録は無料ですので、個人事業主の方、個人で法人を立ち上げた方はぜひご検討下さい。
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