10年以上使っていたWindowsパソコンを買い替えることにしました。
ハードディスクをSSDに入れ替えたり、OS(Windows8.1)を2度もリセットしたりして愛着のあるPC(VAIO TAP20)だったのですが、時々電源が立ち上がらなかったり、ハングすることも多くなってきて、近いうちにWindows8.1のサポートも終わるということもあって、Windows10の出来るだけ小型のデスクトップを購入することにしました。
HP、Dell、Mouseコンピュータの3社が残りましたが、最終的にはHPのEliteDesk 800 35W G5に決めました。
データのバックアップ、移行などを順調に済ませ、アプリを再インストールして、旧PCと同等の環境を取り戻していきます。
会社の銀行口座は三菱UFJなので、インターネットバンキングとしては、BizStation Liteを使っていますが、その移行でトラブってしまいました。
Windowss8.1のOSリセットなども経験しているので、問題ないと思っていたし、十分に三菱UFJ銀行から提供されたマニュアルなども熟読して作業をしたつもりなので、正直、ちょっとパニクリましたが無事に解決したので、同じ悩みの人もいるかもしれないと思い共有することにしました。
問題は、電子証明書を再取得して、その後、BizStation Liteにログインしようとしたときに起こり、「このページに安全に接続できません。」「サイトで古いか安全でないTLSセキュリティ設定が使用されている可能性があります。」という下図のようなメッセージが出てきて、先に進めません。
これはまさに、三菱UFJ銀行で、事前設定手順で言われているインターネットオプション>>詳細設定タブでSSL2.0やSSL3.0を外し、TLS1.1とTLS1.2にチェックするところだと思い、やったはずだけどと確認してみると、しっかり設定されています。
インターネットオプション>>セキュリティーで、信頼できるサイトの設定で、三菱UFJから指定されたURLもしっかりと設定されています。
「Windows10 サイトが古いか安全でないTLS...」「BizStation サイトが古いか安全でないTLS...」などで検索してみると、同じように困っている人はいるものの、ほとんど上述のTLS1.0、TLS1.1、TLS1.2を設定しなさい、というもの。
いくつかのサイトで、市販のセキュリティソフトを無効にしてみて、解決したような記事もあったのですが、実は最近のHPパソコンは、純正のセキュリティソフトが入っているらしく、それの止め方などもわからないし、そもそもセキュリティソフトを止めることは、恒久策にはならないので、そこを深くは追及せずに迷い続けること2時間くらい経ちました。
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三菱UFJ銀行のヘルプデスクに電話をしたところ、窓口の女性は意外にもITに詳しそうな人でこちらの状況をしっかりと受け止めてくれて、HPが独自のセキュリティソフトを使っているとしたら、こちらにはその件に関する対応方法が報告されていないので、HPに問い合わせてみてください、と言われます。
納得して、HPのサポートデスクに連絡を入れ、状況を説明するとなんと2分ほどで問題解決できました。
スタートボタンから、HP>>HP Sure Click Desktop Consoleを選びます。
そのあとは、①設定、②信頼できるサイト、③で、「Internet Explorerで信頼されているゾーン内のサイトを信頼する」にチェックを入れる。
これだけです。
これで、無事にBizStation Liteにログインできるようになり、アプリの再設定が完了しました。
しかし、HPさん、ここはデフォルトでチェックマークを入れとく所ではないでしょうか?!
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