起業して、それなりに順調なスタートを切ったものの、気になったのは、これから継続して集客ができるかという悩みでした。
起業して一年経ってないころ、以前からもっと集客力をつけなければという想いはあったのですが、そんな時に目に留まったのがFacebook上の広告で、志師塾というところが主催する、士業、コンサル、先生業のためのWeb集客講座というものでした。
そこそこ高額のセミナーだったのですが、3か月間、このセミナーに参加しました。
どんな講座だったか、ざっと目次だけを紹介すると、
- 先生業Web集客のフレームワーク
- 顧客獲得に必須であるポジショニング戦略
- 伝達力3点セット、肩書、キャッチコピー、プロフィール
- ソーシャルメディア徹底使いこなし集客法
- リアル世界での紹介獲得法
- 集客用ページの作り方
- セミナー戦略と個別営業の実践
- 先生業に適したホームぺージの作り方
- ジョイントベンチャー戦略
- ネット広告の効果的な使い方とコピーライティング
- 歴史に学ぶマーケティング戦略
いかがですか?これから起業しようという人には、ちょっと気になる内容ですよね。
実際、結果的には、非常に役に立つセミナーで、そこで学んだことは現在の仕事に結びついているし、何よりとてもいい仲間に巡り合うことができました。
ホームページの作り方やポジショニングなどもとても勉強になったのですが、一番、役に立ったのは、1分間自己紹介とポジショニングを決めるためにやった自分の棚卸しだったと思います。
1分間自己紹介は、相手の記憶に残し、自分の伝えたいことをしっかり伝えて、相手の行動を引き出すものを作っておくことで、様々な場面で役立ちます。
棚卸しは本当にお勧めで、今の自分があるのは、過去のたくさんの出来事の積み重ねであることが理解できるし、また、自分のことは自分で見えにくいもので、棚卸しを仲間と共有し、お互いにアドバイスなどをすることで、自分の進むべき道が見えてきたりします。
セミナーを通して、多くの同業というか、同じような個人業を目指す人たちと交流できたのは、とても大きな財産になったと思います。
士業も先生業も、そしてコンサル業もベンチャーで、そこを目指すことは、立派な起業ななんだと改めて気づきました。
士業、先生業、コンサルタントという人たちは、私もどんな人たちだろうと不安もありましたが、言ってみれば、ほとんどの方がいわゆる起業家なんですよね。
ベンチャー企業の社長というのとは、少し違うものの、みんな貪欲だし、前向きな人たちです。
私はサラリーマンの時代も長かったので、サラリーマンの人たちには失礼かもしれませんが、自分の力で生き抜こうということに対するパッションは、士業、先生業、コンサルの人たちは平均してすごく高いのだと感じました。
8人のクラスに参加していましたが、講習がある日以外でも、講師抜きで別途勉強会なども開催するようになり、卒業後も集まりが続きます。
その中で、似たような顧客層を持つ4人が集まって、何か協業しようということになって、共通点やどうやってWin-winになれるかなどを話し合いました。
中小企業の社長の右腕になって営業組織を改革するコンサルタント、金融系で研修講師をやっていて、組織活性化で新たなビジネスを展開しようとしている方、知財関係で、企業が所有する知財を査定して知財の整理や再活用などを手掛ける方と、製造業向けの開発組織改革を支援する私の4人で、共通の顧客、共通のメッセージなどを考えて、結果、「二代目社長支援研究会」というのを立ち上げることにしました。
4人で立ち上げたホームページが下記になります。
そして4人の共同セミナーを開催することになりました。
4人で企画し、会場を借り、集客活動を行って、最後は自分たちの知り合いを招待したりしながら、何とかセミナーを成功させることができました。
12名という小規模なセミナーでしたが、経営者の方、名映写を支えるお仕事をされている方などに参加いただき、たくさんの質問などもいただき、良いセミナーが開催出来たと思っています。
セミナーを自力で開催するというのは、本当に大変ですが、集客ということとそれ以外のことも実はとても勉強になります。
セミナーの後も4人の交流は続きますが、実際にはそれぞれ違うフィールドで活躍されています。
今後も連携を続けていきますが、一番の楽しみは、時々やる飲み会で、その時の情報交換でたくさんの役立ち情報をもらうことができています。
私自身の経験でもありますが、講習会とかセミナーに参加して、懇親会で名刺交換をしたり、軽くお酒を飲みながら会話して、そして大事なのは、次のアクションを決めて何か行動を起こすことで、人的ネットワークが大きく加速していきます。
私が講師をするセミナーでも、私は必ず参加者同士の交流を強く促すことにしています。
いい仲間を見つけましょう。
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